転職理由(退職理由)をお答え下さいの正しい答え方

公開日: : 最終更新日:2014/01/31 転職で聞かれる面接の質問集

転職理由は?

 ある程度パターン化された面接時の質問のうち、転職理由(前職の退社理由)を聞く事は、回答する内容そのものを評価されている質問の一つでもあります。
多くの質問の場合、応募者がどのように回答をするか(レスポンス、表情、言葉遣い)を見ているに過ぎない事が多い中、回答内容そのものを評価される転職理由に対する質問の回答は予め準備しておいた方が得策です。

なぜ退職理由を聞くのか

 私が退職理由を聞く理由は以下の3つのポイントにまとめる事ができます。

  • 退職した理由が当社の社風と異なるものであるか
  • 夢や理想だけを追い求めているのでは無いか
  • 転職をどのように考えているのかを知りたい

退職した理由

 退職した理由は、採用を決める上で大きなポイントとなります。
例えば、面接官の企業が不定期な休みであった場合、求職者が”前職の休みが不定期だった為に転職を考えだした”場合、当然採用しても同じ不満で離職に繋がってしまいます。
予めそういった情報を調べて来ている方ばかりでは無いので、採用後のミスマッチを防ぐ目的で質問を行います。
また、ネット上には、「ポジティブでキャリアップの為転職を決意した」と言うと良いというWEBサイトが多くありますが、ケースバイケースです。

理想主義者かどうか

 夢や理想は持っていなければ成長する事も出来ませんが、夢や理想を語るけれどもその理想と自分のギャップを埋めるための努力をしない方が、転職を繰り返すジョブホッパーである可能性が高い為、しっかりと現実を見つめているかを確かめる為に、退職理由を聞きます。当社以外にどういった企業を受けていますか?の質問も矛盾を把握する目的だったりします。
『前職の企業ではキャリアップが望めなかった。その為、自分を高めるべく転職を決意しました』
よくある回答内容ですが、こういった回答には確実に面接官からのつっこみが入ります。
前職で転属願いを出したり、行なっている業務においての結果を出す事でキャリアアップができませんでしたか?
といった具合です。

 転職をする方の多くは、前職で何らかの不満があったりマンネリ化してしまい、転職をする状況に至っていますが、当然面接の場では、面接官に良い印象を与える為「自分の成長の為」という言葉を使う事が多いのです。
不満があって転職をする方は、問題を改善する能力が低い傾向にあり、壁に当たると、他人のせいにし、離職をしてしまいます。
せっかく採用をした社員が壁に当たって辞めてしまったのでは、採用コストは高まるばかりです。

 本当に成長意欲があって転職をする決意に至ったのかは、つっこむ事ですぐに分かってしまいますので、出来れば正直に回答をする事が良いと思います。
つっこまれた後に、言い訳をするより、正直に話す事で誠実さをアピールする事は可能ですから。

転職をどのように考えているか

 一昔前では1つの会社に生涯務める事が当たり前とされていましたが、現在は転職のハードルも低くなり、求人サイト等でも「キャリアアップの為に転職!」などのキャッチコピーが溢れ、自分を向上させる為には転職が最善の方法と思わせる様な風潮さえあります。
しかし、今も昔も転職は大変な労力になるだけでは無く、年齢を重ねるごとに収入面や信用面で、転職をしていない方とくらべ大きな差が出る事を認識しておく必要があります。

 一般的な転職の場合、求人媒体に公開されている給与で入社をする事になります。その多くは20~30歳の平均給与程度ですので、30歳を超えてから転職を行う事は、同年代平均年収と比べると少なくなります。また、20万の給与で20歳から一つの会社に努め30歳になる頃には、通常ベースアップ昇給がありますので、年8千円の昇給があったとすると、10年間で8万円が増加し、28万円の給与を貰えている計算になります。

こういった状況がありますので、転職を軽く考えている思考の応募者はやはり、マイナスの評価となり、『一生に一度の転職』と力を入れている応募者はプラスの評価となります。絶対に、企業が採用したく無い人にならないようにしましょう。

転職理由(退職理由)を聞かれた場合の回答例

営業職から営業職の例

私は前職で、単価10万円の広告を販売する新規開拓営業を4年間に渡り従事しておりました。成績も10名の部署の中では常にトップで上司の方にもとても良くして頂いておりました。ただ、営業経験を積んでいくごとに、営業という物を更に深く知りたいという欲求が強くなっていく事に気づきました。
私の中で、一つの商品しか売れない営業マンは、強い営業マンでは無いと思っており、御社の様に幅広い分野の広告商品を取り扱っている企業にで活躍をする事で、更に自分を磨けると考え転職を決意致しました。営業職のお仕事体験談

事務職から事務職の例

正直な所、私は現在務めている企業に、何の不満も持っておりません。入社5年になりますが、3名の部下を持ち日々コスト意識を持ちながら業務を行なっております。転職を考えた大きな理由と致しましては、自分自信に身についたスキルに幅を持たせたいと考えた為です。その為、業種の異なる企業の事務職を探していた所御社の求人に目が止まり応募をさせて頂きました。

接客業から営業への例

前職の接客業では、コミュニケーションを取る事の難しさを痛感致しました。
自分が言おうとしている事と相手が受け取る事は一致しないのだという事を学べた事は、大きな成長となりました。
しかし、私は自分の信じるものを相手に共感してもらう営業という職業に以前から憧れを持っております。
営業はコミュニケーションの最高峰だと思っているからです。
前職の接客業を努めたのも、営業をいう憧れの職に付く為の、チャンスであったと考えています。

しない方が良い答え方

  • 前職が不定期だったので、将来家庭を持った時の事を考えて・・・
  • 夜の仕事で給与は良かったのですが、体調を崩してしまって・・・
  • 近い将来、会社を起こしたいので社会勉強の為・・・
  • 会社が倒産するという噂が出たので・・・

このような、ネガティブな理由は、応募者に非が無かったとしても言うべきではありません。
ビジネスライクな考え方として、ネガティブな発言をする人に仕事が出来る人はいないという理屈があるからだと思います。

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