学生時代に力を入れていた事は何ですか?
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最終更新日:2014/01/31
転職で聞かれる面接の質問集
新卒者の採用は企業にとって大きな投資となります。
これまで学生だった人を採用し、すぐ戦力になってもらう事は難しいので、基本的なビジネスマナーや企業の歴史、ビジネスマインドを教えこまれようやく配属先の研修がスタートします。
企業の大小により研修期間は様々ですが、多くの場合1ヶ月程度は、基礎的なマナーなどの研修を行い、その後配属先の研修へと進みます。
企業にとっては、ビジネスでの実績が無い学生を採用するのですから、どの程度成長が見込めるのかを見極めなくてはなりません。
その為に、これまでの活動やその目的などを面接時に質問する事が多くなります。
また転職面接の場合にも、学生時代の事を聞く事がありますが、この場合は、卒業から数年しか経過していない場合、新卒で入社した企業とは異業種で応募してきている場合など、限定的となります。
学生時代を質問する意図
学生時代、誰もが、働く事を視野に入れ生活を送っている訳ではありませんし、そんな学生の方が少ない事は面接官も承知です。
学生時代の事を質問する意図として、過去の出来事を時間軸に照らし合わせ語る事が出来るか(会話能力)を見ています。
話しが前後したり、話しの中に山が無ければ長い間話しを聞いている側としてはとてもつまらない時間です。
そして、それは応募者の印象となります。
回答のポイント
結論(山)から伝え、興味を持ってもらった上で、結論までの段階を説明します。
回答例
「あなたが、学生時代に力を入れていた事は何ですか?」
はい。私は居酒屋でのアルバイトに力を入れました。もちろん、学業もしっかり行なっています^^;
私が居酒屋でのアルバイトを始めたきっかけは、授業料など、少しでも両親の負担を減らしたいと考えたからです。
入社当初は、任せて頂ける業務も少なく、先輩に迷惑をかけてばっかりでしたが、学校が終わってからすぐアルバイト先に向かい仕事前に、トイレ掃除や先輩の仕事を見学させてもらい、少しでも早く戦力になれるよう努力を致しました。
その結果、務め初めてから3ヶ月後にはアルバイトリーダーにして頂き、シフト管理や新人教育などを行いました。
その中で、人に教える事の難しさや、店舗が売上を伸ばす為には、リピート客を増やさなければいけない事、またリピーターになってもらう方法などを学ぶ事が出来ました。
その時の経験は、考え方として、勉強にも役立ったと考えております。
学生時代の事を聞かれた時のポイント
学生時代、いっぱい遊んでいたのであれば、それを隠してまで、綺麗な回答をする必要はありません。
学生時代遊ぶ事は普通の事ですし、健全な象徴です。
面接官が見ているポイントは、「一生懸命行ったのか」「それによってどう成長したのか」などです。その線の先にビジネスでの成長がイメージしてもらえれば、印象がよくなります。
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